中学生の数学の受験対策は?学期別の勉強法や受験勉強のコツをご紹介

中学生の数学の受験対策は?学期別の勉強法や受験勉強のコツをご紹介

中学3年生になって高校受験を身近に感じるようになると、漠然とした不安に襲われるものです。「受験勉強をがんばれるだろうか」「高校入試に合格できるかな」など、心配事は尽きないでしょう。

しかし、適切な勉強法や、どの時期にどのような勉強をすればよいかを知ることで、効率的に勉強を進めていけます。本記事では、数学の学期別の勉強法や受験勉強のコツについてご紹介します。

中学3年から高校入試までの数学の勉強スケジュール

中学3年生になると、約10ヶ月後の高校入試に向けた勉強をはじめていく必要があります。数学はさまざまな出題タイプの基礎問題を繰り返し解いていくことで、実力がついていく教科です。

さらに上を目指す場合は、思考力・判断力・読解力が必要な応用問題にも挑戦するとよいでしょう。公立高校の一般入試を受験する中学生が、それぞれの学期にしておくべき受験対策について説明します。

1学期と夏休みの受験対策

1学期(4月~7月下旬)は、3年生の通常の授業内容の勉強と平行して、1・2年生で学習したことを総復習していく時期です。夏休み(7月下旬~8月末)は勉強時間が多く確保できるので、これまでの総復習に専念できます。

数学は積み重ねが重要な教科です。1・2年生の学習内容がきちんと理解できていなければ、3年生の授業にはついていけません。そのため、これまでの基礎的な演習問題は何度も解いてみて、マスターしておきましょう。

2学期の受験対策

2学期(9月~12月下旬)になると、高校入試への意識も高まってくるころです。まずは中間テスト(9月下旬~10月上旬)と、期末テスト(11月上旬~12月上旬)対策に力を入れ、内申点アップを狙います。

さらに9月~10月中旬までには、3年生の全学習範囲も終えます。できるだけ早く過去問など、実践的な高校入試対策を開始できるとよいでしょう。定期テストと入試対策が重なり大変な時期になる中、効率的に勉強できるよう工夫してみてください。

冬休みと3学期・高校一般入試までの受験対策

冬休み(12月下旬~1月初旬)と、3学期(1月初旬~3月末)から公立高校入試(2月初旬~3月初旬)までの受験対策は、入試本番を想定して時間制限を設けましょう。志望校の過去問などを解いてみることも、必要になっていきます。

数学では計算スピードや時間配分にも考慮しながら、できるだけ多くの演習問題を解いていくことが大切です。問題集は解説量が多く、解説のわかりやすいものがオススメです。過去問なら、3年分程度は解いておきましょう。

高校一般入試・数学の内容とポイント

数学の入試問題は、ほかの暗記教科とは違い、とくに時間配分が大切な教科です。最初にサッと問題全体に目を通し、解く問題の順番を判断していきましょう。また、計算ミスがないか調べたりなどの対策を知っておくことで、成績も大幅に変わっていきます。

「捨て問」を見極めよう

入試問題は、6割~7割程度の正解率が、合格ラインといわれています。そのため、難解で時間がかかりそうな応用問題や不得意な問題は「捨て問」として、後回しにしましょう。わかる問題から確実に点数を重ねていくのが賢明です。

計算ミスをなくそう

計算ミスをなくすには、途中式を丁寧に書いて、後で見直すようにしましょう。「=」を縦にそろえて書くことで、ミスも見つけやすく、計算ミスを修正できます。たとえば45分間テストなら、残り10分間を見直しの時間にあてましょう。

効率的な数学の受験勉強法

本格的な入試対策がはじまるのは10月頃からで、公立高校の一般入試は、早い地域で2月初旬です。とくにこの約4ヶ月の間は、いかに継続的かつ効率的に勉強できるかがポイントになります。

受験勉強時間の目安は

平日は3時間、土日は8時間程度の勉強時間が目安です。数学1教科に使える時間は、平日は約30分、土日は1時間半程度になります。

なお、人間の集中力の限度は45分間なので、その時間に一度は休憩を入れたほうが効率的です。また、一度に8時間勉強するのではなく、朝・昼・夜の3回にわけて、軽い運動や昼寝などを交えながら、2時間~3時間ずつ勉強しましょう。

数学の勉強に適した時間帯は

数学の勉強、とくに思考力を要する演習問題に適した時間帯は、脳がもっとも活性化している朝です。睡眠前など夜は記憶に適した状態になり、学習内容が脳に定着しやすくなります。公式を暗記したり、基礎問題を反復練習したりする場合などに、適した時間帯といえるでしょう。

なお。最初にその日の勉強スケジュールを立てておくと、ゴールもわかっているので、その時間帯の課題をやりとげやすくなります。

もっとも効率的な受験対策は

もっとも効率的な受験対策のひとつに、学習塾に通うことがあげられます。学習塾最大のメリットは、高校入試に関する豊富な情報が得られる点です。その年の志望校に応じた受験対策もしっかりサポートしてもらえるのは、学習塾以外にないでしょう。自宅で勉強していると、集中力もあまり続きません。しかし、学習塾では塾生たちと切磋琢磨しながら、効率よく勉強できます。

まとめ

中学3年生になったら、翌年の高校入試に向け、膨大な勉強量をこなしていくことになります。いかに計画性をもって効率的、かつ継続的に受験対策をしていくかが高校入試合格のカギです。とくに数学は、積み重ねが大切です。数学の実力アップのためには、演習問題の反復練習など、地道な努力を継続していく必要があります。

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